最近はタブレットの種類も増えてきて、用途をしぼれば高性能のものが安く手に入るようになり、人気が出てきました。
この記事では、タブレットを家で使う専用機にする場合のメリットや、家用タブレットの選び方(どれくらいのスペックのものが良いかの見当がついている方は、読み飛ばしてください)、タブレット活用法、おすすめのコスパ最強 Wi-Fiタブレット5選についてお伝えします。
この下の目次から、お好きな項目のみご覧になれます。
タブレットを家で使う専用機にするメリット
タブレットは、スマートフォンより画面が大きく、パソコンより操作が簡単なデバイスです。家での使用には最適です。タブレットを家で使う専用機にすると、以下のようなメリットがあります。
- 家での使用に合わせて、画面サイズ・性能・ストレージ容量などを選ぶことができます。このため、必要以上に高価なタブレットを購入する必要がありません。
- 家での使用に限定することで、Wi-Fiモデルのタブレットを選ぶことができます。Wi-Fiモデルは、セルラーモデルよりも安価で、月々の追加の通信料もかかりません。
- 家族や趣味に合わせて様々な用途に活用することができます。例えば動画視聴やゲーム、学習や料理などです。
家用タブレットの選び方: 重要なポイントを解説
家用タブレットを選ぶ際には、以下のポイントに注意してください。
画面サイズと解像度: 家での使用に適した表示性能
タブレットの画面サイズは、7インチから13インチ程度まで様々です。画面サイズが大きいほど、動画やゲームなどの視聴体験は向上しますが、重量や価格も高くなりますし、持ち運びの利便性や操作性も低下します。
家でしか使わないタブレットとしては、9インチから11インチ程度の画面サイズがおすすめです。視聴体験と持ち運びや操作性のバランスが取れます。
画面サイズと同様に、画面の解像度も重要です。解像度が高いほど、画面が鮮明で美しいのですが、バッテリー消費も多くなります。また、画面の種類や品質も影響します。例えば、IPS液晶やOLEDなどの画面は、視野角や色彩表現が優れています。
家用タブレットとしては、解像度が1920×1080ピクセル以上であれば十分です。また、IPS液晶やOLEDなどの高品質な画面を選ぶとより快適です。
プロセッサとメモリ: スムーズな動作を実現するために
タブレットのプロセッサは、動作速度や処理能力を決める要素です。プロセッサはコア数やクロック周波数などで性能が異なります。コア数が多いほど、複数のアプリやタスクを同時に処理する能力が高くなります。クロック周波数が高いほど、一つ一つの処理を速く行う能力が高くなります。
家用タブレットとしては、プロセッサのコア数が4コア以上でクロック周波数が1.5GHz以上であれば十分です。
また、プロセッサの性能はメモリとも関係します。メモリは、タブレットが一時的にデータを保存する場所です。メモリが多いほど、プロセッサがスムーズに動作することができます。
家用タブレットとしては、メモリの容量が2GB以上であれば十分です。
ストレージ容量: データ管理を考慮
タブレットのストレージ容量は、保存できるデータの量を表します。ストレージ容量が大きいほど、写真や動画、音楽などのファイルをたくさん保存することができます。
家用タブレットとしては、32GB以上は欲しいところです。また、ストレージ容量は、SDカードやクラウドサービスなどを利用することで拡張することができます。
バッテリー容量: 長時間使用する場合の重要性
タブレットのバッテリー容量は、充電せずに使用できる時間を表します。バッテリー容量が大きいほど、長時間使用することができます。
家用タブレットとしては、バッテリー容量が4000mAh以上であれば十分です。また、バッテリー容量は、使用状況や設定によっても変わります。画面の明るさやWi-Fiの接続などを調整することで節約することができます。
カメラ性能: 用途に合わせて選ぶ
タブレットのカメラ性能は、画素数・センサー・レンズなどによって異なります。画素数が多いほど、写真や動画が詳細で鮮明になります。
家用タブレットとしては、カメラ性能はあまり重要ではありません。ただ、オンライン会議やビデオチャットなどを行う場合は、フロントカメラの画素数が200万画素以上あるといいですね。
家庭内でのタブレット活用法: 家族や趣味に合わせた利用方法
家庭内でタブレットを活用する方法は様々です。いくつか例を紹介します。
エンターテイメント: 動画視聴、ゲーム、音楽再生など
タブレットは、エンターテイメントに最適なデバイスです。画面が大きく音質も良いため、YouTubeやNetflixなどの動画サービスを楽しむことができます。また、ゲームアプリや音楽アプリも豊富にあります。Bluetoothスピーカーやヘッドフォンなどを接続すれば、さらに快適な体験が得られます。
学習や趣味のサポート: 電子書籍、オンライン講座、絵画アプリなど
タブレットは学習や趣味のサポートにも役立ちます。
- 電子書籍なら、紙の本とは違い、数千冊の本を持ち運ぶことができます。辞書や検索機能なども利用できます。
- オンライン講座を受ければ、自分の好きな時間や場所で学ぶことができます。英語やプログラミングなど、様々なジャンルの講座があります。
- 絵画アプリを使って、タブレット上で絵を描くことができます。ペンやブラシ、色などを自由に選べます。描いた絵を保存や共有することもできます。
家族共有のデバイスとして: カレンダー、ショッピングリストなどの管理
タブレットは家族共有のデバイスとしても便利です。カレンダーやショッピングリストなどのアプリを使えば、家族の予定や買い物リストを共有することができます。写真や動画などのファイルも、家族間で簡単に送受信することができます。
レシピや料理の参考に: レシピサイトや料理アプリの活用
タブレットはお料理の参考にもなります。レシピサイトや料理アプリを使えば、様々な料理の作り方やコツを見ることができます。タブレットをキッチンに置けば、レシピを確認しながら調理することができます。本のようにページが閉じてしまうこともなく、途中で分からないことが出てきたときにも、すぐに調べられます。
おすすめの コスパ最強 Wi-Fiタブレット5選
家用タブレットとしておすすめのWi-Fiタブレット5機種をご紹介します。それぞれの詳細と特徴を見ていきましょう。
2021 Apple 10.2インチiPad (第9世代, Wi-Fi, 64GB)
- ディスプレイ: 10.2インチ Retinaディスプレイ
- 解像度: 2160×1620ピクセル 264ppi
- CPU: Apple A13 6コア
- メモリ: 3GB
- ストレージ容量: 64GB(256GBもあり)
- 重量: 487g
- バッテリー容量: 8686mAh(10時間駆動)
- リアカメラ: 800万画素
- フロントカメラ: 1200万画素
- 価格: 49,800円
AppleのiPadシリーズの「お買得モデル」です。価格は抑えられていますが、高性能なプロセッサとメモリにより動作がスムーズで快適です。また、高解像度でiPhoneなどと同等に細かいRetinaディスプレイと優れたカメラ性能によって、美しい映像や写真が楽しめます。品質Apple PencilやSmart Keyboardなどのアクセサリーにも対応しているので、さらに便利に使えます。
Amazon Fire HD 10
- ディスプレイ: 10.1インチ
- 解像度: 1920×1200ピクセル 224ppi
- CPU: 2.0GHz 8コア
- メモリ: 3GB
- ストレージ容量: 32GB(64GBもあり)
- 重量: 465g
- バッテリー容量: 6300mAh(12時間駆動)
- リアカメラ: 500万画素
- フロントカメラ: 200万画素
- 価格: 19,980円
Amazonのタブレットです。画面サイズや解像度、メモリなどが十分な性能を持っているのに、価格は安く設定されています。Prime VideoやPrime Musicなどの、Amazonのサービスやコンテンツに簡単にアクセスできます。デフォルトではGoogle PlayストアやGoogleアプリには対応していませんが、インストールは可能です(自己責任になりますが、動作確認はされています)。
Amazonで購入する場合、カートに入れる前に、その下の □ デバイスをAmazonアカウントにリンクする (簡単セットアップ)にチェックを入れると、初期設定をほとんど出荷時にすませてもらえます。あとはWi-Fiの設定と、パスワードを入力するだけになるので、初心者にも優しいモデルです。
【Android 13 8コア】HiGrace タブレット 10インチ wi-fiモデル
- ディスプレイ: 10インチ IPSディスプレイ
- 解像度: 1280×800ピクセル
- CPU: 2.0Ghz 8コア
- メモリ: 4GB + 仮想RAM2GB
- ストレージ容量: 128GB
- 重量: 510g
- バッテリー容量: 5000mAh
- リアカメラ: 500万画素
- フロントカメラ: 200万画素
- 価格: 12,999円
コスパ最強のタブレットです。CPU、メモリ、ストレージ容量などが高性能なのに、価格は非常に安く抑えられています。最新のAndroid 13を搭載し、最新のアプリや機能に対応しています。ただ、画面の解像度やカメラ性能は低めです。
Lenovo Tab M10 Plus 3rd gen タブレット (10.61インチ ワイド)
- ディスプレイ: 10.61インチ IPSディスプレイ
- 解像度: 2000×1200ピクセル
- CPU: 2.0Ghz x 2コア + 1.8Ghz x 6コア
- メモリ: 3GB
- ストレージ容量: 32GB
- 重量: 465g
- バッテリー容量: 7500mAh(12時間駆動)
- リアカメラ: 800万画素
- フロントカメラ: 800万画素
- 価格: 33,000円
Lenovoのタブレットです。画面サイズが広く、解像度も高いため、映像や写真が美しく表示されます。CPUやメモリ、ストレージ容量も十分です。カメラ性能も優れているので、オンライン会議やビデオチャットにも適しています。
Amazonには Amazon.co.jp限定モデルがあり、お買い得になっています。さらに2023年6月30日まで、クーポンによる割引があります。□ ¥6000 OFFクーポンの適用 にチェックを入れてから、カートに入れてください。
Amazon Fire HD 10 Plus
- ディスプレイ: 10.1インチ
- 解像度: 1920×1200ピクセル 224ppi
- CPU: 2.0GHz 8コア
- メモリ: 4GB
- ストレージ容量: 32GB(64GBもあり)
- 重量: 468g
- バッテリー容量: 6500mAh
- リアカメラ: 500万画素
- フロントカメラ: 200万画素
- 価格: 22,980円
2番目にご紹介した Amazon Fire HD 10の上位モデルです。Fire HD 10と比べて、メモリが倍増し、バッテリー容量も若干増えています。また、ワイヤレス充電に対応したので、別売りの充電スタンドを使えば、置くだけでよく、充電しながらタブレットを使うこともできます。
その他の機能として、AlexaやShow Modeなどがあります。Alexaは、音声でタブレットを操作したり、天気やニュースなどを聞いたりすることができます。Show Modeは、タブレットをエコーショーのように使うことができます。例えば、時計やカレンダーなどを表示したり、ビデオ通話や音楽再生ができます。
Amazonで購入する場合、カートに入れる前に、その下の □ デバイスをAmazonアカウントにリンクする (簡単セットアップ)にチェックを入れると、初期設定をほとんど出荷時にすませてもらえます。あとはWi-Fiの設定と、パスワードを入力するだけになるので、初心者にも優しいモデルです。
まとめ
この記事では、家用タブレットの選び方と活用法についてご紹介しました。自宅のみで使う場合には、次のような利点があります。
- 家での使用に合わせて、画面サイズや性能、ストレージ容量などを選ぶことができます。
- Wi-Fiモデルのタブレットを選ぶことで、価格や通信料を節約することができます。
- 家族や趣味に合わせて様々な用途に活用することができます。
おすすめのWi-Fiタブレット5機種もご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。それぞれの特徴やスペックを比較して、あなたにピッタリのタブレットを見つけていただければ幸いです。
家でのタブレット活用は、便利で快適なライフスタイルを実現することができます。ぜひ、この記事を参考にして、家用タブレットを選んでみてくださいね。