近年、スマートフォンは大型化の一途を辿り、ノートPCは薄型・軽量化が進んでいます。そんな中、スマートフォンよりも大画面で、ノートPCよりも手軽に持ち運べる「8インチタブレット」が、その絶妙なサイズ感で注目を集めています。
特に高性能なAndroidタブレットは、ゲーミング、動画視聴、ビジネス用途まで幅広いニーズに対応できる優秀なデバイスであり、さらに、持ち運びやすく、10インチタブレットより価格が抑えられるというバランスの良さが人気です。
本記事では、2025年最新の高性能8インチAndroidタブレット10機種を徹底比較し、使い勝手や選び方などについてもご紹介します。ぜひ最後までお読みになり、あなたにピッタリな一台を見つけてください。
高性能8インチAndroidタブレットの選び方:見るべきポイント
数多くの8インチAndroidタブレットの中から、自分に最適な1台を選ぶためには、いくつかのポイントを押さえておくことが重要です。
プロセッサー(SoC)の重要性:快適な動作の核
タブレットの「頭脳」にあたるのがSoC(System on a Chip)です。SoCの性能が低いと、アプリの起動や動作が遅くなり、特にゲームや動画編集といった負荷の高い作業では顕著に差が出ます。AnTuTuベンチマークスコアは、SoCの総合的な性能を測る指標の一つとして参考になります。
RAMとストレージ容量:データ保存とマルチタスクに影響
RAM(メモリ)は、複数のアプリを同時に動かすマルチタスク性能に直結します。8GB以上のRAMがあれば、複数のアプリを開いても快適に動作します。動画編集やゲームが目的なら16GB、32GB以上も視野に入ります。
ストレージ容量は、最低でも128GBは欲しいところ。写真や動画などをたくさん保存するなら256GB以上を選ぶと安心です。大量のデータを持ち運びたい場合には、microSDカードでストレージを増やせる機種が便利です。
ディスプレイ解像度と品質:動画視聴や読書体験を左右する
Full HD(1920×1200ピクセル)以上の解像度であれば、文字が鮮明で、動画も美しく表示されます。OLED(有機EL)ディスプレイは、色の再現性が高く、黒が引き締まって見えるため、動画視聴やイラスト制作、ゲームに最適です。
バッテリー持続時間:外出先での利用を考慮
外出先での利用が多い場合は、バッテリーの持続時間も重要なポイントです。一般的に5000mAh以上であれば、一日中の利用も可能です。
【性能順】おすすめの高性能Android 8インチタブレット徹底比較
それでは、具体的なモデルを挙げながら、おすすめの高性能8インチAndroidタブレットをご紹介します。
AnTuTuベンチマークスコア(タブレットの総合性能を数値化した指標)の高い順に、ご紹介していきます。
【ハイエンド】フラッグシップモデル
Lenovo Legion Tab 8.8″ 3<最強モデル>
Lenovo Legion Tab 8.8″ 3は、8インチタブレットの頂点に君臨する、まさに「最強」の一台です。心臓部には、最新のハイエンドスマートフォンと同じ「Snapdragon 8 Gen 3」を搭載。その性能を示すAnTuTuスコアは、驚異の217万点超え。これは、他のモデルを全く寄せ付けない圧倒的な数値です。
この性能があれば、『原神』や『崩壊:スターレイル』といった負荷の高い3Dゲームも、最高設定で一切の妥協なく楽しめます。ゲームはもちろん、4K動画の編集といったクリエイティブな作業も、デスクトップPCに迫る快適さでこなせます。
冷却性能はLegion ColdFrontクーリングシステムを搭載し、長時間の高負荷でも安定したパフォーマンスを維持できます。
縦向き・横向きどちらでも充電できるUSB-Cポートを両側に配置しており、利便性も抜群。最新OSへのサポート期間も安心です。
高リフレッシュレートの美麗なディスプレイなど、細部までこだわり抜かれています。「最新技術を体験したい」、「とにかく最高の8インチタブレットが欲しい」というあなたにおすすめの、究極のタブレットです。
プロセッサ | Snapdragon 8 Gen 3、8コア |
画面サイズ | 8.8インチ |
解像度 | 2560×1600 |
AnTuTu 10 総合スコア | 2,068,061 |
メモリ容量 | 12GB |
ストレージ容量 | 256GB |
バッテリー容量 | 6,550mAh |
価格 | 78,580円 |
【ミドルハイ】高コスパモデル
ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra<コスパ最強>
8インチタブレットで、Lenovo Legion Tab 8.8″ 3の次に高性能なのは、「ALLDOCUBE iPlay 70 mini Ultra」です。AnTuTuスコアは約137万点と、少し前の最高峰スマホに匹敵するほどの高性能を誇ります。それでいて価格は約4万円と、驚異的なコストパフォーマンスを実現しています。
「Snapdragon 7+ Gen 3」は、最上位モデルに迫る性能を持ちながら、価格を抑えた、非常に優秀なSoCです。『原神』60FPSプレイも可能な高性能を誇ります。ほとんどの3Dゲームを高設定で快適にプレイでき、日常使いで動作が重いと感じる場面はまずありません。
10本指マルチタッチ対応で格安タブレットにありがちな操作制限もなく、ゲームでも快適に使用できます。20GB+256GBの大容量メモリ・ストレージを搭載し、動画編集やマルチタスクも快適。7300mAhバッテリーとPD20W急速充電対応で実用性も十分です。
ハイエンド性能を手頃な価格で求める方や、iPad miniの代替機を探している方におすすめです。
プロセッサ | Snapdragon 7+ Gen 3、2.8GHz、8コア |
画面サイズ | 8.8インチ |
解像度 | 2560×1600、343ppi |
AnTuTu 10 総合スコア | 1,369,655 |
メモリ容量 | 20GB(12+8仮想) |
ストレージ容量 | 256GB、microSDで1TBまで拡張可能 |
バッテリー容量 | 7300mAh、20W急速充電対応 |
価格 | 39,998円~ |
【ミドル】バランス型モデル
ALLDOCUBE iPlay60mini Turbo<ミドルレンジの決定版>
ALLDOCUBE iPlay60mini Turbo は、ミドルレンジの決定版モデルです。Snapdragon 6 Gen 1搭載でAnTuTuスコアは約55万点。動画視聴、電子書籍、SNS、ネットサーフィンといった日常的な使い方なら、サクサク楽しめます。
このモデルの魅力は、何と言ってもその圧倒的なコストパフォーマンス。同価格帯のタブレットと比べると、アプリの起動速度や画面の切り替えなど、動作のキビキビ感が明らかにワンランク上です。一般的なゲームアプリも十分快適に楽しめます。
4G LTE対応でSIMフリー通信も可能なため、外出先でのデータ通信用としても活用できます。
予算2万円前後でコスパの良いタブレットをお探しなら、まず最初に検討すべき鉄板モデルです。初めてタブレットを買う方や、手軽なサブ機を探している方にもおすすめです。
プロセッサ | Snapdragon 6 Gen 1 |
画面サイズ | 8.4インチ |
解像度 | 1920 x 1200 FHD |
AnTuTu 10 総合スコア | 549,561 |
メモリ容量 | 16GB (8GB+8GB仮想) |
ストレージ容量 | 128GB、microSDカードで1TBまで拡張可能 |
バッテリー容量 | 5500mAh、18W急速充電対応 |
価格 | 19,999円~ |
Headwolf FPad7 Pro<万能系小型タブレット>
Headwolf FPad7 Proは、安定性に定評のある「Dimensity 7050」搭載の万能系小型タブレット。AnTuTu54万点の安定した高い性能で、快適に動作します。
Webサイトをたくさん開きながらSNSをチェックしたり、動画を見ながらメッセージを返信したりといった「ながら作業」もスムーズにこなせるパワーがあります。もちろん、ほとんどのゲームアプリも問題なく楽しめます。
8.4インチのディスプレイは、2560×1600の解像度により、377ppiという印刷物レベルの鮮明さでテキストが読みやすい。
メモリ容量16GB、ストレージ容量512GBと大容量。SIMフリーで4G通信にも対応し、外出先でもインターネット接続が可能。Wifi 6、BT5.2、GPS対応。安定したパフォーマンスが魅力の、バランスに優れたモデルです。
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プロセッサ | MediaTek Dimensity 7050 |
画面サイズ | 8.4インチ |
解像度 | 2560×1600、377ppi |
AnTuTu 10 総合スコア | 547,900 |
メモリ容量 | 16GB (8GB+8GB仮想) |
ストレージ容量 | 512GB、microSDカードで拡張可能 |
バッテリー | 6500mAh、18W急速充電対応 |
価格 | 36,389円~ |
Headwolf FPad7
Headwolf FPad7 は、上記 Headwolf FPad7 Pro の下位モデルで、安定性に定評のある「Dimensity 7050」を搭載し、AnTuTuスコアは約53万点と、非常に高い性能を誇ります。
Headwolf FPad7 Pro との違いは、ストレージ容量がPro 512GB、本機 256GBという点です。たくさんのアプリやデータを保存したいならPro、そこまで使わないなら本機を選ぶことで、自分の使い方に合った一台を選べます。
安定した性能のミドルレンジ機を求める方、日常使いから、少し負荷のかかる作業までこなしたい方におすすめです。
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プロセッサ | MediaTek Dimensity 7050 |
画面サイズ | 8.4インチ |
解像度 | 2560×1600、377ppi |
AnTuTu 10 総合スコア | 530,397 |
メモリ容量 | 16GB (8GB+8GB仮想) |
ストレージ容量 | 256GB、microSDカードで拡張可能 |
バッテリー | 6500mAh、18W急速充電対応 |
価格 | 32,498円~ |
ALLDOCUBE iPlay 70 mini Pro<バランス重視>
ALLDOCUBE iPlay 70 mini Proは、MediaTek MT8791プロセッサー搭載で、AnTuTu約50万点の性能を発揮するミドルクラスモデルです。iPlay 70シリーズの中位機種で、価格と性能のバランスが取れた仕様です。
8.4インチディスプレイと適度な処理能力で、Webブラウジングや動画視聴、軽いゲーム、軽作業まで幅広くカバーします。動画視聴や電子書籍はもちろん、複数のアプリを切り替えながら使うような場面でも、スムーズな動作を維持します。ALLDOCUBEらしい堅実な作りです。
4G LTE対応(デュアルSIM、通話可能)なのでSIMカードを挿入すれば、どこでもインターネット接続が可能。顔認証、GPSも搭載。Widevine L1対応によりNetflixなどの高画質ストリーミングも楽しめ、デュアルスピーカーで迫力あるサウンドを実現しています。
Ultra版ほどの高性能は不要だけれど、ある程度の処理能力は確保したい方や、ブランドの信頼性を重視する方におすすめです。
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プロセッサ | MediaTek Dimensity MT8791、2.6GHz、8コア |
画面サイズ | 8.4インチ |
解像度 | 1920×1200 |
AnTuTu 10 総合スコア | 499,380 |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 256GB、microSDカードで1TBまで拡張可能 |
バッテリー | 6050mAh、18W急速充電対応 |
価格 | 28,999円~ |
【エントリー】コスパ重視モデル
Headwolf FPad6<コスパ重視>
Headwolf FPad6 は、MediaTek Helio G99搭載でAnTuTu約41万点と、エントリークラスながら実用的な性能を確保しています。価格を抑えながらも快適に動作する、コスパ重視のモデルです。
8.4インチ1920×1200解像度で動画視聴には十分な画質を提供し、8GB+128GB構成で軽作業にも対応可能です。3Dゲームも、画質設定を調整すれば多くのタイトルがプレイ可能です。4G LTE対応で外出先での通信手段としても活用できます。
動画視聴やWebサイトの閲覧、SNS、電子書籍、軽作業といった基本用途のみで十分な方、予算を最小限に抑えたい方におすすめです。
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プロセッサ | MediaTek Helio G99、2.2GHz、8コア |
画面サイズ | 8.4インチ |
解像度 | 2560 x 1600 |
AnTuTu 10 総合スコア | 409,019 |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 128GB、microSDカードで2TBまで拡張可能 |
バッテリー容量 | 6500mAh |
価格 | 23,398円 |
ALLDOCUBE iPlay60 mini Pro
ALLDOCUBE iPlay60 mini Pro は、MediaTek Helio G99搭載でAnTuTu約40万点。8.4インチ1920×1200解像度、8GB+128GB構成と基本スペックは必要十分。Widevine L1対応でNetflixなどの動画配信サービスも高画質で楽しめます。
対応バンドの関係でドコモ・au回線では制限があるものの、ソフトバンク回線での使用には問題ありません。価格重視でタブレットを選びたい方や、WiFi運用メインの方に適したモデルです。
プロセッサ | MediaTek Helio G99、2.2GHz、8コア |
画面サイズ | 8.4インチ |
解像度 | 1920×1200 |
AnTuTu 10 総合スコア | 401,524 |
メモリ容量 | 16GB(8+8仮想) |
ストレージ容量 | 128GB、microSDカードで512GBまで拡張可能 |
価格 | 17,999円~ |
TECLAST T50 Mini
TECLAST T50 Mini は、MediaTek Helio G99搭載で、ALLDOCUBE iPlay60 mini Proと同等のAnTuTu40万点の性能を発揮します。価格は抑えながら、実用的な性能を確保しています。
基本的な動画視聴、Webブラウジング、軽いゲームに対応できる性能を持ち、日常使いのタブレットとしては十分な実力です。TECLASTブランドの安定した品質も魅力の一つです。
安価で快適に動作するタブレットを求める方や、初めての購入でリスクを最小限にしたい方におすすめです。
プロセッサ | MediaTek Helio G99、2.2GHz、8コア |
画面サイズ | 8.7インチ |
解像度 | 1340×800 |
AnTuTu 10 総合スコア | 401,524 |
メモリ容量 | 20GB(8GB+12GB仮想) |
ストレージ容量 | 128GB、1TBまで拡張可能 |
バッテリー容量 | 5100mAh |
価格 | 16,876円 |
FPD CP08-J1 8.4インチ Mini Pad FHD+
【番外編】約1万円という圧倒的な安さで、見逃せない選択肢となるのがこのモデルです。UNISOC T620プロセッサー搭載でAnTuTuスコアは約33万点。価格を考えれば十分すぎる性能と言えます。
8.4インチFHD+ディスプレイを搭載し、画面サイズと解像度は上位機種と遜色ありません。
動画視聴やWebブラウジングであれば快適に動作し、電子書籍リーダーとしても活用できます。
お子さまの初めてのタブレットや、リビングに置いて家族で使ったり、キッチンでレシピを表示させたり、車載ナビとして使ったりと、特定の役割で使うサブ機としておすすめです。
プロセッサ | UNISOC T620、8コア |
画面サイズ | 8.4インチ |
解像度 | 1920×1200 |
AnTuTu 10 総合スコア | 328,523 |
メモリ容量 | 18GB(6GB+12GB仮想) |
ストレージ容量 | 128GB、512GBまで拡張可能 |
バッテリー容量 | 5000mAh |
価格 | 10,988円 |
【高性能Android】8インチタブレット まとめ
高性能8インチAndroidタブレットは、日々の生活をもっと楽しく、もっと豊かなものにしてくれる素晴らしいデバイスです。この記事を参考に、ぜひあなたにピッタリの最高のモデルを見つけてください。