【2024年最新】iPadでイラストを描くならコレ!おすすめ5機種

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近年、iPad を使ってイラストを描く人が増えています。iPad は、紙と鉛筆のように直感的に絵を描くことができ、豊富なイラストアプリが使えることから、初心者からプロまで幅広い層に人気です。

現在 iPad には4つのシリーズがあり、それぞれに複数の世代があるので、自分に必要な機能があるのはどの機種かを調べるのが大変になってきました。

そこで本記事では、イラスト制作におすすめのiPad 5機種を、初心者、中級者、上級者・プロ向けに分け、使い勝手も詳しくご紹介します。それぞれの機種が、どんなニーズを持った人におすすめなのかも解説していきますので、ぜひ参考にしてみてください。

初心者向けのiPad

iPad 第9世代:コスパ抜群のエントリーモデル

iPad 第9世代は、イラストを描き始めたい初心者にぴったりの一番安価なiPadです。Airとか Proがついていないので無印iPadとも呼ばれる、エントリーモデルです。

リーズナブルな価格ながら、基本的な機能はしっかり備えているので、基本的なイラストアプリは楽々動作します。シンプルで使いやすいので、初めてのiPadとしても安心して使えます。

iPadの特徴として「取扱説明書がなくても使える」というのがありますが、画面を見ながら感覚で使え、お子さまのお絵かき用としてもよく売れています。

Apple Pencil 第1世代に対応しているので、ペアで使うと、紙に鉛筆で描いている時のように、ペンの動きを読み取ってくれます。

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画面に並んでいるペンから一本を選んで描くだけ。難しいことは抜きにして、まず描き始めようという方にぴったりです。

  • 画面サイズ:10.2インチ
  • 重量:487g
  • 処理性能:A13 Bionicチップ
  • メモリ容量:3GB
  • ストレージ容量:64GB または 256GB
  • バッテリーの持ち時間:最大10時間
  • 価格: 64GBモデルは49,800円~

 
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<2021 Apple 10.2インチiPad 第9世代>

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iPad 第10世代:無印iPadの最新機種

無印iPad 第10世代は、エントリーモデルの最新の機種です。上記の第9世代と比べて処理能力やカメラ性能が向上し、より快適にイラストを描くことができます。

A13 BionicチップからA14 Bionicチップに変更になり、CPUが20%向上。より高速な処理能力と効率的なパフォーマンスを提供します。

ディスプレイは、第9世代の10.2インチのRetinaディスプレイから、10.9インチのLiquid Retinaディスプレイへ、グラフィックスが10%向上。より鮮明で広い作業領域でイラストを確認しながら描けます。

Wi-Fi 6に対応し、USB-C端子を搭載したので、ドライブ、ドック、ディスプレイなど様々なデバイスやアクセサリを接続できます。

また、iPad 第9世代と同じく、Apple Pencil 第1世代に対応しています。第10世代はApple Pencil USB-Cにも対応しましたが、これは筆圧感知機能を省略して安価にした製品なので、イラスト制作には向きません。Apple Pencil 第1世代のほうがおすすめです。

レイヤーをあまり使わない簡単なイラストを見やすい大きな画面で描きたい、趣味でイラストを描いてみたい、という方には、コスパ最強の無印iPad 第10世代がおすすめです。

  • 画面サイズ:10.9インチ
  • 重量:477g
  • 処理性能:A14 Bionicチップ
  • メモリ容量:4GB
  • ストレージ容量:64GB または 256GB
  • バッテリーの持ち時間:最大10時間
  • 価格: 64GBモデルは58,800円~

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<iPad 第10世代(Apple 2022年発売)>

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ワンランク上のイラストに iPad Air

Apple Pencil 第2世代を使いたい、本気でイラストを描きたいという方には、iPad Airがおすすめです。

iPad Air 第5世代:パワフルな性能と軽量デザイン

iPad Air 第5世代は、M1チップ(4つの高性能コアと4つの高効率コアを搭載した8コアCPU)による高い処理能力でスムーズな作業ができ、
高解像度ディスプレイで細かい作業も楽々です。薄くて軽く、持ち運びにも便利です。

10.9インチ Liquid Retina ディスプレイは、True Toneテクノロジーにより、周囲の光に合わせて画面の色温度を自動調整してくれるため、目の疲れを軽減できます。

また、カラープロファイルもP3をサポートしているので、sRGBよりも広い範囲の色を表現できます。(P3はデジタルシネマで使用されるカラープロファイルです。sRGBは約1,677万色を表現でき、CMYKやP3はさらに多くの色を表現できます。)

スタイラスペンは Apple Pencil (第2世代) に対応しているので、ペンをiPadの側面にマグネットで取り付けるだけで、ペアリングも充電もできて快適です。第1世代でできる傾きや筆圧の感知などの他に、第2世代ではホバー機能とダブルタップによるツールの切り替えもできるようになりました。

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ホバー機能というのは、ペンを画面から1.2cmくらいまで近づけると、いま選択されているペンの種類と太さと色を仮に表示してくれる機能です。実際に「描いて取り消して」を繰り返さなくても、先に調整してから描き始められるので安心感があるし、作業がはかどります。

また、ダブルタップによる操作は、「使用中のペンと消しゴムの切り替え」、「使用中のペンと前回使用したペンとの切り替え」、「カラーパレットの表示」、「オフ」を設定で切り替えて使えます。よく使う動作が素早くできるようになって便利です。

キーボードは Magic Keyboard、Smart Keybord Folio、Bluetoothキーボード に対応しています。

iPad Air 第5世代は、M1チップなどのスペックが高いので、ストレージ容量を256GBにするなら、レイヤーを多用しない作品ならプロにも対応できます。価格と機能のバランスの取れた機種として人気です。

  • 画面サイズ: 10.9インチ
  • 重量: 460g
  • 処理性能: M1チップ
  • メモリ容量: 8GB
  • ストレージ容量: 64GBまたは256GB
  • バッテリー持ち時間: 約10時間
  • 価格: 64GB・Wi-Fiモデルは91,717円~
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<2022 Apple iPad Air 第5世代>

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iPad Air (M2) (第6世代) (11インチ/13インチ):更に進化した描画性能

M2はiPad Air の最新モデルです。第5世代のあとなので、第6世代に当たります。

iPad Air M2では、描画性能がさらに進化しています。M2チップを搭載し、処理速度も大幅に向上しています。iPad Air 第5世代が搭載するM1チップよりも、CPU性能が約15%、GPU性能が約25%、メモリー帯域幅が50%拡大しています。

iPad Air 第5世代はストレージ容量が64GBと256GBからしか選べませんが、iPad Air M2では128GB、256GB、512GB、1TBから選べます。第5世代の64GBでは少ないと思う方は、7,000円ほど追加してM2の128GBにするという手もあります。11インチiPad Air M2の外寸はiPad Air 第5世代と同じで、重さもWi-Fiモデルが1グラム重くなっている以外は同じです。

iPad Air 第5世代はApple Pencil 第2世代に対応していますが、iPad Air M2はApple Pencil Proに対応しています。Proでは第2世代でできることに加えて、下図のようなことができます。

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軸を回転させると、たとえば平筆の広いところと狭いところを使うような表現ができます。ペンの側面をぎゅっと押すと、ペン先の近くにパレットを開き、ここからペンの種類や線の太さ、色を変更できます。従来、画面下のパレットから選んでいたことを思うと、かなり便利です。

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  • 画面サイズ:11インチ/13インチ
  • 重量:462g/Wi-Fi 617g, Wi-Fi+Cellular 618g
  • 処理性能:M2チップ
  • メモリ容量:8GB
  • ストレージ容量:128GB、256GB、512GB、1TB
  • バッテリー駆動時間:最大10時間
  • 価格: 98,800円(128GB) / 128,800円(128GB)
     
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<2024 Apple iPad Air (M2) 11インチ>

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<Apple iPad Air (M2) 13インチ>

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上級者・プロ向けのiPad Pro

iPad Pro (M4) (第5世代) (11インチ/13インチ):未来を見据えた最先端デバイス

iPad Pro (M4) は、最新の技術を詰め込んだ最先端デバイスで、上級者やプロのイラストレーターに最適です。iPad Pro の最新モデルで、第6世代のあとなので、第7世代に相当。M4チップを搭載し、圧倒的な処理性能で、複雑なグラフィックスも動画もスムーズに扱えます。

業界をリードする高精細なUltra Retina XDRディスプレイは、作品を鮮明に映し出し、細部まで見やすく表現します。

レイヤーを多量に使う、サイズの大きいイラストや、動画の編集もこなせますが、もしメモリが8GBで足りない場合は、オプションで「ストレージ容量 1TBまたは2TB」を選ぶと、メモリが16GBになります。

外形も薄くて、軽くなったのが特徴。iPod nano と同じ5.1mmの薄さで、重量はWi-Fiモデル 579g、Wi-Fi+Cellularモデル 582gです。

スタイラスペンは Apple Pencil Proに対応。第2世代でできる傾きや筆圧の感知、ホバー機能、ダブルタップによるツールの切り替えなどの他に、Proでは以下の機能も加わりました。

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バレルロールというのは、ペンを回転させることで、ペンツールとブラシツールの向きを変更できる機能です。
スクイーズというのは、ペンの側面をギュッと押すとペン先付近にパレットを表示し、ここからペンの種類や線の太さ、色を変更できる機能です。

キーボードはiPad Pro (M4) 用 Magic Keyboardに対応。

iPad Pro (M4) はさらに、Face IDとの組み合わせでセキュリティも強化されています。

<画面サイズによる違い>

<11インチ iPad Pro M4>
B5くらいの大きさで、出先でも描きたいとき持ち運ぶのに便利。カバーをつけても、余裕でかばんに収まります。

<13インチ iPad Pro M4>
A4くらいの大きさで、作業に没入できます。拡大縮小の動作幅が少なく、広い画面で細かいところまで書き込みがしやすい。
マルチタスク画面を開いたときやスプリットビューを使用したときも見やすいので、快適です。

  • 画面サイズ:11インチ/13インチ
  • 重量:Wi-Fi 579g/Wi-Fi+Cellular 582g
  • 処理性能:M4チップ
  • メモリ容量:8GB/16GB
  • ストレージ容量:256GB、512GB/1TB、2TB
  • バッテリー駆動時間:約10時間
  • 価格: 168,800円(256GB)/218,800円(256GB)

※ストレージ容量が「256GBまたは512GB」は、メモリ容量「8GB」、
 ストレージ容量が「1TBまたは2TB」は、メモリ容量「16GB」です。
 

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<2024 Apple iPad Pro (M4) 11インチ>

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<2024 Apple iPad Pro (M4) 13インチ>

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まとめ:iPadでイラストを楽しむためのポイント

イラストを描く人にとって、iPadは初心者からプロまで幅広く対応できる素晴らしいツールです。ぜひ、あなたにぴったりのタブレットを見つけて、創作活動を楽しんでくださいね。

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