勉強もエンタメも!大学生にはiPad 第9世代とAir 5、どっちがおすすめ?

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大学生のみなさん、勉強にサークル活動にアルバイトにと忙しい毎日を送っていることと思います。そんな大学生にとって、iPadはもはや必須アイテムになりつつあります。

Apple Pencilを使えば、紙のノートのようにして、デジタルでノートが取れるし、教科書や参考書を電子書籍で持ち運べます。動画視聴やゲームも美しい大画面で楽しめるなど、勉強にもエンタメにも大活躍してくれる万能デバイスだからです。

今回は、大学生に人気の iPad 第9世代 と iPad Air 第5世代 を徹底比較! それぞれのメリット・デメリットや、どんな人におすすめなのかを分かりやすく解説していきます。自分にぴったりのiPadを見つけるための参考にしてくださいね。

 

iPad 第9世代とiPad Air 第5世代、大きな違いは?

(無印の)iPad 第9世代とiPad Air 第5世代の違いを、ざっくり言うと…

iPad 第9世代は、最も安いお買得モデルで、初心者にも使いやすい入門機。コスパ重視で基本的な機能があればOK!という人向けです。

iPad Air 第5世代は、CPUや液晶画面などがより高性能になったモデル。データをまとめて複雑な文書にする、自由にイラストを描く、動画を編集するなど様々な機能を使いたい人向けです。

あなたに合った方を選べるよう、この2機種の特徴や性能を、このあと詳しく比較していきます。

 

iPad 第9世代とiPad Air 第5世代、スペックの比較

それでは、iPadとiPad Airを詳しく比較していきましょう。何ができるのかを、わかりやすく数値で説明します。

CPUの違い

まずは一番大事なCPUの違いからです。

<iPad 第9世代>
iPhone11(2019年)と同じ、A13 Bionicチップ(6コアCPU、4コアGPU、8コアNeural Engine)。
文書編集や動画視聴くらいまでなら、充分にこなせます。音楽を流し続けたり、レシピと動画を見ながら料理に挑戦する人も多いようです。

iPadシリーズのメモリ容量は非公開ですが、無印iPadの第9世代は8GBの商品を超えるベンチマークスコアが出るので、メモリ容量も多く、3Dゲームもなめらかに動きます。

<iPad Air 第5世代>
MacBook・iMacなどと同じ、M1チップ(8コアCPU、8コアGPU、16コアNeural Engine)です。タブレットPCとしては破格であり、ノートPCとしてもハイグレード機と言えます。

M1チップは、A13 BionicチップよりもCPUコア数、GPUコア数、Neural Engineコア数が多いだけでなく、処理速度も大幅に向上しています。ベンチマークテストによると、M1チップはA13 Bionicチップよりも約70%高速です。

本格的なイラストを描く、動画を編集するなど、たくさんの情報を処理する必要があるときには、処理性能が低いタブレットだとソフトが固まったり落ちたりして、思うように作業できないことも。

理系でよく複雑な図を描く人や、重いアプリを使用する人、複数のアプリを同時に使用する人には、こちらがおすすめです。ちなみに iPad Proはどうかというと、12.9インチの本体は重くて取り回しが悪く、オーバースペックにもなるように思います。

液晶パネルと対応ペンシルの比較

<iPad 第9世代>
10.2インチ Retinaディスプレイ (2160 x 1620ピクセル)、60Hzリフレッシュレート。
IPS方式の高精細液晶パネルです。iPhoneなどと同じ、Retinaディスプレイ。HDよりも解像度が高く、人間の目が個々のピクセルを認識できないほど高精細な、Retina解像度と呼ばれるピクセル密度です。小さな文字も画像もくっきりと見えます。輝度は、iPad miniと同じ500ニトなので、明るい場所でも画面が見やすく、屋外でも使用できます。

そして、第1世代のApple Pencilに対応。
画面に直接書き込めるので、教科書やノートにイラストを添えたり、図表のわきにメモを書き込んだりと、便利に使えます。
対応するアプリも多く、イラストの制作もできます。

充電は、Apple Pencil のキャップを取り外し、iPad の Lightning コネクタに接続します。
Apple Pencil に付属の充電アダプタを使って、USB 電源アダプタで充電することもできます。

<iPad Air 第5世代>
10.9インチ Liquid Retinaディスプレイ (2360 x 1640ピクセル)、60Hzリフレッシュレート
角が角丸のLiquid Retinaディスプレイです。これはRetinaディスプレイの一種で、LCDパネルを使用しているものを指します。iPad 第9世代のRetinaディスプレイと比べて、より広い色域、より高い輝度、より薄型で軽量なデザインになっています。

iPad Airの方が画面サイズが少し大きく、解像度も高いため、より鮮明な映像を楽しめます。

また、「反射防止コーティング」と、ガラスの圧着で反射を減らす「フルラミネーションディスプレイ」技術によって、さらに見やすく。輝度も同じ500ニトで、広色域です。

そして、第2世代のApple Pencilに対応。
「フルラミネーションディスプレイ」技術によって液晶パネルと表面のガラスの隙間がほぼなくなっているために、Apple Pencil利用時にペン先と表示部分のズレがほとんど無く、紙に書いている感覚で書けます。本格的にイラストを描きたい人にはこちらのほうが断然おすすめです。

Apple Pencilの充電は、iPadの右側面にある磁気コネクタに取り付ければ自動でワイヤレス充電&ペアリングができます。ペンシルをよく使う人にはポイントが高いですね。他にも、別売りの充電スタンドを使って、デスクトップ、ノートPC、コンセントから充電することもできます。

第2世代のApple Pencilに対応するのは、iPad Air 第4世代からです。

さらに、専用キーボード(Magic Keyboard)にも対応しているので、「ビジネス用の中級機」の実力があります。

カメラ性能の比較

セルフィーやオンライン授業に影響してくる、カメラの性能についてです。

<iPad 第9世代>
背面カメラ 8MP広角カメラ(f/2.4)、前面カメラ 12MP超広角カメラ(f/2.4)
<iPad Air 第5世代>
背面カメラ 12MP広角カメラ(f/1.8)、前面カメラ 12MP超広角カメラ(f/2.4)

iPad Air 第5世代の方が、背面カメラの画素数が高く、より明るいレンズを搭載。より高画質な写真や動画を撮影できます。また、前面カメラはどちらも超広角レンズを搭載しているので、オンライン授業やビデオ通話で複数人を映すのに便利です。

ストレージ(記憶容量)の比較

ストレージ容量はどちらも「64GBまたは256GB」。動画や音楽をたくさん保存したい場合は256GBを選ぶと良いでしょう。

ストレージ容量は同じですが、iPad Air 第5世代はより高速なNVMeストレージ規格を採用しているので、アプリの起動やデータの読み書きが高速化されています。

バッテリー駆動時間の比較

バッテリー駆動時間は、どちらも最大10時間と、十分なスタミナを備えています。

その他の機能

・iPad Air 第5世代は、USB-Cポート(最大10Gbps)を搭載し、さまざまなデバイスとの互換性があります。(iPad 第9世代は、Lightningコネクタ)
・iPad Air 第5世代は、5Gに対応(セルラーモデルのみ)

このように、iPad Air 第5世代は、iPad 第9世代よりもあらゆる面でスペックが向上しています。

 

iPad 第9世代とiPad Air 第5世代、使用用途による比較

ここからは、それぞれのiPadがどんな用途に適しているのかを比較してみましょう。

勉強に適しているのは?

・Apple Pencilの対応
iPad 第9世代は第1世代のApple Pencil、iPad Air 第5世代は第2世代のApple Pencilに対応しています。第2世代の方が書き心地が良く、充電も簡単なので、文字や図を手書きすることが多い人には、iPad Air 第5世代の方がおすすめです。

・電子書籍の閲覧
どちらのモデルも電子書籍リーダーアプリを使って、快適に勉強することができます。画面の大きさや鮮明さは、iPad Air 第5世代の方が優れているので、教科書をより見やすく表示できます。

長時間電子書籍を読む人は、iPad Air 第5世代の方が目が疲れにくいかもしれません。

・オンライン授業の受講
オンライン授業を受けるだけなら、どちらのiPadでも問題ありません。iPad Airの方がカメラ性能が高いという利点があります。

・動画編集、資料作成
動画編集や資料作成など、負荷の高い作業をするなら、処理性能の高いiPad Airの方が快適です。iPad 第9世代でも可能ですが、動作が遅くなる可能性があります。

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エンターテイメントに適しているのは?

・動画視聴
画面の大きさや鮮明さ、スピーカーの音質などは、iPad Air 第5世代の方が優れています。より迫力のある映像体験ができます。

・ゲーム
高性能なゲームをプレイするためには、処理性能とグラフィック性能が重要になります。ゲームを快適にプレイしたい場合は、M1チップを搭載し、処理速度の速いiPad Air 第5世代の方がおすすめです。

・音楽鑑賞
どちらのiPadも音楽鑑賞には問題ありませんが、iPad Air 第5世代はより広い音域をカバーする高音質なスピーカーを搭載しています。

しかもiPad Airは、より広色域のディスプレイによって、アルバムアートやミュージックビデオなど、視覚的な要素も楽しむことができます。音楽を通じてリラックスしたり、集中したりする人にとっては、ポイントが高いですね。

・イラスト制作
イラスト制作にはApple Pencilが必須です。iPad Airは第2世代のApple Pencilに対応しており、筆圧感知や傾き検知など、より繊細な表現が可能です。

iPad 第9世代とiPad Air 第5世代、比較のまとめ

iPad 第9世代:圧倒的なコスパ
iPad 第9世代は、iPadシリーズの中で最も低価格なモデルです。性能はiPad Airに劣りますが、基本的な機能は十分に備えており、コストパフォーマンスは非常に高いと言えます。

iPad Air 第5世代:性能と機能のバランス
iPad Air 第5世代は、iPad 第9世代よりも高性能で多機能ですが、価格も高くなります。性能と機能のバランスが良く、様々な用途で快適に使えるモデルです。

それぞれの機種がおすすめな人をまとめてみます。

●iPad 第9世代がおすすめな人

  • コスパ重視
  • 基本的な機能があればOK
  • 動画視聴や音楽鑑賞がメインの人
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●iPad Air 第5世代がおすすめな人

  • より高性能なiPadが欲しい
  • クリエイティブな作業や写真編集、ビデオ制作などのグラフィックスに関連する学生
  • 高速なパフォーマンスが求められる専門分野やプログラミングなどの学生
  • Apple Pencilを使ってノート代わりにしたい
  • 高画質で動画視聴やゲームを楽しみたい
  • 高性能で価格を抑えた、バランスの取れたタブレットが欲しい人
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<2022 Apple iPad Air 第5世代>

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iPadは大学生活をより便利で快適なものにしてくれる素晴らしいツールです。

最終的に、iPad 第9世代とiPad Air 第5世代のどちらを選ぶかは、あなたのニーズと予算によって決まります。何に使うのか、何を重視するのかを明確にして、最適なモデルを選び、充実した大学生活を送ってくださいね!

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