Xiaomi(シャオミ)のタブレットが、圧倒的なコストパフォーマンスで注目を集めています。2025年3月13日に発売されたXiaomi Pad 7シリーズを筆頭に、1万円台から8万円台まで幅広いラインナップを展開。この記事では、2025年現在販売されているシャオミのタブレットから、おすすめ7機種を用途別に徹底比較し、あなたにぴったりの一台を見つけるための選び方ガイドをお届けします。
シャオミならではの特徴や、タブレットの選び方も詳しくお伝えします。
なぜ今シャオミのタブレットが人気?他社製品との違いと3つの魅力
近年、スマートフォン市場だけでなくタブレット市場でも存在感を増しているシャオミ。なぜ多くの人に選ばれているのでしょうか? その魅力と他社製品との違いについて、簡単にお伝えします。
驚きの高コスパ!シャオミタブレットの価格と性能の秘密とは?
シャオミ最大の魅力は、なんといってもその圧倒的なコストパフォーマンスです。高性能なCPU、高精細なディスプレイ、大容量バッテリーなどを搭載しながらも、他社同等スペックの製品と比較して非常に安い価格を設定しています。これは、シャオミが広告宣伝費を抑え、オンライン販売を中心とすることでコストを削減し、製品価格に還元しているためです。
独自OS「Xiaomi HyperOS」の進化と使い勝手
シャオミのタブレットには、Androidをベースに独自開発された「Xiaomi HyperOS」が搭載されています。このOSによって、スムーズな動作、直感的な操作性、そしてスマートフォンや他のシャオミデバイスとのシームレスな連携が行われています。
最新モデルでは、AI機能やGoogle Geminiも取り入れられ、より賢く、より便利に進化。例えば、AIによる画像編集、リアルタイム翻訳、スマートなタスク管理などが可能になり、エンターテインメントからビジネスシーンまで幅広く活用できます。
(2023年10月以前に発売された製品のOSは「MIUI」でした。今回ご紹介する7機種のうち、「Redmi Pad SE」と「Xiaomi Pad 6」は発売時には「MIUI」でしたが、現在は「Xiaomi HyperOS」がプリインストールされています。既存の端末もXiaomi HyperOSにアップデートできます。)
デザイン性と機能性を両立
シャオミのタブレットは、価格だけでなくデザイン性にも優れています。薄型軽量でスタイリッシュなデザインは、持ち運びにも便利で、どんなシーンにも馴染みます。また、クアッドスピーカーやDolby Vision/Atmos対応など、エンターテインメントを存分に楽しめる機能も充実。高画質・高音質で動画やゲームに没頭できます。
よくある質問(FAQ)
シャオミタブレットの寿命・耐久性は?
使用寿命目安:
・ 通常使用で4~5年間の安定動作
・ バッテリー寿命は充放電800回(約3年)で80%維持
・ ソフトウェアサポートは発売から3年間
耐久性データ:
・ 落下テスト:1.2m高さから木製床面への落下に耐久
・ 画面硬度:Gorilla Glass使用、日常の傷つきに十分な強度
・ 動作温度範囲:0°C〜35°Cで安定動作確認済み
Androidアップデート対応期間は?
シャオミは主要モデルに対して発売から3年間のセキュリティアップデートと2回のメジャーOSアップデートを保証しています。
日本での修理・サポートは可能?
修理対応体制:
・ 正規サービスセンター:東京(秋葉原)、大阪(梅田)、名古屋(栄)
・ 郵送修理サービス:全国対応、往復送料無料
・ 修理期間:画面交換等の一般的な修理で5~7営業日
サポート連絡先:
・ 電話サポート:平日9:00~18:00対応
・ オンラインチャット:24時間自動応答+平日オペレーター
・ 公式サポートアプリ:リアルタイム問い合わせ可能
中国製品の安全性について
データセキュリティ:
シャオミは2021年以降、日本向けモデルでGoogleの標準セキュリティ基準に完全準拠。個人データの中国サーバー送信は一切行われていません。
認証取得状況:
・ 技適マーク取得済み(電波法適合)
・ PSE認証取得(電気用品安全法適合)
・ ISO27001情報セキュリティ認証取得企業製品
シャオミタブレットの失敗しない選び方【3つのステップ】
ここでは、あなたに最適な一台を見つけるための3つのステップをご紹介します。
【ステップ1】用途別の注目ポイント
まずは、タブレットを主に何に使いたいか、目的を明確にしましょう。目的が決まると、どこに注目してタブレットを選べばいいかが分かります。
用途 | おすすめの傾向 |
動画視聴・ゲームなどエンタメを最大限楽しみたい | 高解像度・高リフレッシュレートディスプレイ、高性能CPU、大容量バッテリー |
資料作成・オンライン会議など仕事・学習効率を上げたい | 大画面、ペン入力対応、キーボード接続可能、高性能CPU、AI機能 |
読書・ウェブ閲覧など日常使いや持ち運びやすさを重視したい | 軽量コンパクト、バッテリー持ちが良い、手頃な価格 |
子ども用の初めてのタブレットとして検討したい | 手頃な価格、頑丈さ、ペアレンタルコントロール機能、目に優しいディスプレイ |
【ステップ2】重要スペック比較ポイント
用途が決まったら、次は具体的なスペックを比較検討します。
- 画面サイズ・解像度・リフレッシュレート:見やすさと滑らかさ
- 画面サイズ: 大きいほど迫力があり作業もしやすいですが、持ち運びにくくなります。用途に合わせて選びましょう。
- 解像度: 高いほど映像が鮮明になります。「2.5K」「3.2K」などが高解像度の目安です。
- リフレッシュレート: 1秒間に画面が更新される回数。「90Hz」以上が快適。「120Hz」や「144Hz」は非常に滑らかな表示です。
- CPU (プロセッサ):処理性能の心臓部
- タブレットの動作速度や快適性に直結します。「Snapdragon」シリーズの数字が大きいほど高性能です。
- メモリ (RAM)・ストレージ (ROM):快適動作と保存容量
- メモリ(RAM): 大きいほど多くのアプリを同時に快適に動かせます。最低でも4GB、快適さを求めるなら8GB以上がおすすめです。
- ストレージ(ROM): データやアプリを保存する容量。動画やゲームをたくさん入れたい場合は128GB以上あると安心。microSDカードで拡張できるかも確認しましょう。
- バッテリー容量と充電速度:長持ちするか、すぐ使えるか
- バッテリー容量は「mAh」で表され、大きいほど長持ちします。急速充電に対応していると、短時間で充電できて便利です。
【ステップ3】予算と性能のバランスを見極める
最後に、予算と求める性能のバランスを考えましょう。シャオミは幅広い価格帯のモデルを用意しているので、きっとあなたにぴったりの一台が見つかります。
【徹底比較】シャオミタブレット最新おすすめ7機種!
それでは、おすすめのシャオミタブレット7機種を詳しくご紹介します。それぞれの特徴やおすすめポイント、他機種との違いを解説します。価格は変動していますので、現在の価格はリンク先でチェックしてみてくださいね。
高性能プレミアムモデル【作業・クリエイティブ用途】
最新技術を惜しみなく投入したフラッグシップシリーズ。最高の性能と体験を求める方におすすめです。
Xiaomi Pad 7 Pro – プロフェッショナル向け最上位モデル
Xiaomi Pad 7 Proは、シャオミタブレットシリーズの頂点に君臨する2025年最新のフラッグシップモデルです。プロフェッショナルな作業からクリエイティブ用途まで幅広く対応します。11.2インチ・3.2K 高精細ディスプレイは、プロフェッショナル用途に求められる色再現性と解像度を実現。解像度3200 × 2136ピクセルにより、テキスト表示から画像編集まで圧倒的な鮮明さです。
最大の特徴はSnapdragon 8s Gen 3を搭載したことにより処理性能が大幅に強化されている点で、重い3Dゲームや動画編集作業、3Dモデリングもサクサクこなせます。144Hz対応の滑らかなディスプレイは目に優しく、長時間の作業でも疲れにくいのが魅力です。
800nitsの高輝度で屋外でも視認性良好。ウェットタッチテクノロジーで濡れた手でも操作可能です。さらに、8850mAhバッテリー搭載と67W急速充電対応により、長時間作業と素早い充電を両立。フル充電まで約90分です。また、指紋認証にも対応しており、顔認証と併用もできます。
価格はiPad Proと比較すると圧倒的なコストパフォーマンスを実現。本格的な3Dゲームを楽しみたい方、グラフィックデザイナー、動画編集者、プログラマー、高性能モバイルワークステーションを求める企業ユーザーなど、プロ仕様の高性能タブレットをお探しの方におすすめです。
CPU | Snapdragon 8s Gen 3Snapdragon 8s Gen 3 |
画面サイズ | 11.2インチ |
解像度 | 3200 × 2136 |
メモリ容量 | 8GB |
ストレージ容量 | 128GB |
バッテリー容量 | 8850mAh、67W急速充電対応 |
カラー | グレー、グリーン、ブルー |
価格 | 67,980円 |
Xiaomi Pad 7 Pro Matte Glass Version – 究極のスペック
Matte Glass Versionは、上記Xiaomi Pad 7 Proをさらに進化させた究極仕様のモデルです。光の反射を抑えたディスプレイ仕様で、屋外で使う際にも、ディスプレイの見やすさが損なわれないのが魅力。どんな環境でも快適に使用できます。画面にほとんど何も映り込まないので、素晴らしい没入感が得られます。画面が暗転しても、室内のものや自分の顔が映り込むことがありません。
手書き入力機能も優秀です。デジタルイラストや手書きメモを頻繁に行うクリエイターにとって、この書き心地は革命的。蛍光灯の下での作業や、窓際での使用時にも画面が見やすく、目の疲労を大幅に軽減できるのが特徴です。スペック面では通常のPad 7 Proと同等ながら、ディスプレイの質感が全く異なるため、紙に近い書き心地を実現。Apple Pencilに匹敵する描画体験が可能です。
Adobe Creative Suite、DaVinci Resolve、Blenderなどのプロ用アプリケーションでの動作検証において、同価格帯では最高レベルの性能を実証。特に動画編集における4K素材の処理速度は、従来機の2倍以上を記録しています。
プロのイラストレーターやデザイナー、建築士など、精密な作図作業を行う専門職の方、長時間の作業による目の疲れを軽減したい方、ペン入力時の書き心地を重視する方におすすめです。
CPU | Snapdragon 8s Gen 3Snapdragon 8s Gen 3 |
画面サイズ | 11.2インチ |
解像度 | 3200 × 2136 |
メモリ容量 | 12GB |
ストレージ容量 | 512GB |
バッテリー容量 | 8850mAh、67W急速充電対応 |
カラー | グレー、グリーン、ブルー |
価格 | 84,980円 |
バランス重視のスタンダードモデル【汎用・エンタメ用途】
Xiaomi Pad 7 – 新世代スタンダードモデル
Xiaomi Pad 7は、2025年に登場した新世代のスタンダードモデルとして、バランスの取れた性能と価格を実現したコストパフォーマンス抜群のタブレットです。Snapdragon 7+ Gen 3搭載により、日常使いから軽度のクリエイティブ作業、ゲーミングまで幅広くカバーできる十分な処理能力を持っています。ゲーミング性能では原神を高画質設定で安定60fps動作。マルチタスクでは12個のアプリ同時起動でもスムーズに動作します。AnTuTuスコア約90万点で、多くのユーザーにとって十分以上の性能を提供します。
AI機能とGoogle Geminiの統合により、音声アシスタント、リアルタイム翻訳、写真編集のAI支援など、次世代機能も多数搭載しています。
11インチの3.2K高精細ディスプレイは動画視聴やウェブブラウジングを美しく快適にし、144Hz対応で画面スクロールも滑らか。8,850mAhの大容量バッテリーと45W急速充電により、一日中使っても安心です。カメラは背面のメインカメラが1300万画素、フロントカメラが800万画素と、ビデオ通話や簡単な撮影には十分な性能を備えています。Pro版との主な違いは処理性能とカメラ性能ですが、一般的な用途であれば全く問題ありません。学生から社会人まで、メインタブレットとして使いたい方におすすめの万能モデルです。
CPU | Snapdragon 7+ Gen3 |
ディスプレイ | 11.2インチ、3200×2136、344ppi |
ストレージ容量 | 128GB |
画面サイズ | 11インチまたは13インチ |
バッテリー容量 | 8850mAh |
カラー | グレー、ブルー、ブラック、グリーン |
価格 | 54,980円~ |
Xiaomi Pad 6 – 実績あるベストセラーモデル
Xiaomi Pad 6は、発売から時間が経った今でも根強い人気を誇る実績あるベストセラーモデルです。現行最強のAndroidタブレットとの評価を受けており、完成度の高さが証明されています。Snapdragon 870搭載で現在でも十分な処理性能を持ち、11インチの2.8K解像度ディスプレイは美しく鮮明。120Hz以上のリフレッシュレートに対応しているので、アクションゲームでは有利な特性があります。
最大の魅力は価格が下がってきていることで、新型のPad 7との価格差を考慮すると非常にお得な選択肢となっています。純正アクセサリーが充実した、性能も高い『Xiaomi Pad6』として、キーボードやスタイラスペンなどの周辺機器も豊富に揃っています。「最新でなくても良いから、確実に使えるタブレットが欲しい」という方や、コストを抑えながらも高性能なタブレットを求める方に最適。信頼性の高い定番モデルです。
CPU | Qualcomm Snapdragon 870、8コア |
画面サイズ | 11インチ(2880×1800) |
メモリ容量 | 6GB |
ストレージ容量 | 128GB |
バッテリー容量 | 8,840mAh |
カラー | ミストブルー |
価格 | 49,800円~ |
Xiaomi POCO Pad – 大画面エンタメ特化
Xiaomi POCO Padは、12.1インチの大画面を活かしたエンターテインメント特化のタブレットです。大画面で安いのが魅力で、動画用タブレットとして最適化されています。Snapdragon 7s Gen 2搭載で、動画ストリーミングやライトゲーミングには十分な性能を持ちながら、価格は非常にリーズナブル。10,000mAhの大容量バッテリーにより、映画を何本見ても安心の電池持ちを実現しています。
大画面の恩恵で、NetflixやYouTubeなどの動画コンテンツを迫力ある映像で楽しめ、電子書籍や雑誌の閲覧も快適です。重量はやや重めですが、据え置き中心の使用であれば問題ありません。家族での動画視聴や、ベッドでのリラックスタイムに最適。「とにかく大画面で動画を楽しみたい」「iPad Air並みのサイズが欲しいけど予算を抑えたい」という方におすすめの一台です。
CPU | Snapdragon 7s Gen 2 |
画面サイズ | 12.1インチ |
解像度 | 2560 x 1600 |
メモリ容量 | 8GB |
ストレージ容量 | 256GB、microSDカードで1.5TBまで拡張可能 |
バッテリー容量 | 10000mAh、33W急速充電対応 |
カラー | ブルー、グレー |
価格 | 44,800円 |
エントリーモデル【コスパ重視・初心者・お子さま向け】
Xiaomi Redmi Pad SE – 最高コスパの11インチモデル
Xiaomi Redmi Pad SEは、シャオミタブレットラインナップの中でも特に優秀なコストパフォーマンスを誇る11インチモデルです。価格差わずか1万円強の「Redmi Pad SE」と「Xiaomi Pad 6」という位置づけながら、基本性能は日常使いに十分すぎるレベル。Snapdragon 680搭載で、ウェブブラウジング、動画視聴、軽いゲームなら快適に動作します。
90Hzのリフレッシュレートにより、「Redmi Pad SE」でも1.5倍速の動画再生など、滑らかな画面表示を実現。8,000mAhのバッテリーで一日中使えるスタミナも魅力的です。メタルボディの質感も価格以上で、安っぽさを感じさせません。
「タブレット初心者だけど、それなりのサイズが欲しい」「子ども用としてしっかりした11インチが欲しい」「サブ機として手頃な価格のものを」という方に最適。エントリーモデルながら妥協のない使用感で、シャオミタブレット入門機として最もおすすめできる一台です。
CPU | 6nm Snapdragon 680 |
画面サイズ | 11インチ |
解像度 | 1920 × 1200 |
メモリ容量 | 4GB |
ストレージ容量 | 128GB、microSDカードで1TBまで拡張可能 |
バッテリー容量 | 8000mAh |
カラー | グラファイトグレー、ミントグリーン、ラベンダーパープル |
価格 | 21,800円~ |
Xiaomi Redmi Pad SE 8.7インチ – コンパクト軽量モデル
Xiaomi Redmi Pad SE 8.7インチは、シャオミタブレット史上最もコンパクトで軽量なモデルとして、携帯性を重視する方に最適です。コスパで選ぶなら、Redmi Pad SE 8.7が筆頭候補として挙げられるほど、価格と性能のバランスが秀逸。8.7インチという絶妙なサイズ感は、片手での操作がしやすく、バッグに入れても邪魔になりません。重量も軽く、通勤通学での持ち運びが苦になりません。
Snapdragon 680搭載で基本性能は11インチ版と同等ながら、より手軽に使える点が魅力です。電子書籍の読書や、電車内での動画視聴、カフェでのちょっとした作業に最適なサイズ。お子さまが初めて使うタブレットとしても、扱いやすいサイズで安心です。
「iPad miniのような小型タブレットが欲しいけど、価格を抑えたい」「持ち運び前提で軽量なタブレットを探している」という方におすすめです。
CPU | MediaTek Helio G85、2.0GHz、8コア |
画面サイズ | 8.7インチ |
解像度 | 1340 x 800 |
メモリ容量 | 6GB(4GB+2GB仮想) |
ストレージ容量 | 64GB、microSDカードで2TBまで拡張可能 |
バッテリー容量 | 6650mAh、18Wの急速充電対応 |
カラー | ブルー、グリーン、グレー |
価格 | 16,980円 |
おすすめのシャオミタブレット まとめ
シャオミは2025年現在、タブレット市場において最高のコストパフォーマンスを実現するブランドとして確固たる地位を築いています。特にXiaomi Pad 7シリーズの投入により、プロフェッショナル用途からエントリーユーザーまで、すべてのニーズに対応できる製品ラインナップが完成しました。
この記事を参考にして、あなたの用途と予算にぴったりなモデルを選んで、手頃な価格で高性能タブレット体験を実現していただければ幸いです。