「iPadの画面を大きなモニターに映して作業したい」、「プレゼンで活用したい」という方に向けて、iPadのモニター出力方法を徹底解説します。機種ごとの接続方法から、おすすめの外部ディスプレイ10選、適合するケーブルまで、すべてご紹介します。
iPadのモニター出力の基礎知識
iPadのモニター出力とは?ミラーリングと拡張表示の違い
iPadのモニター出力には、大きく分けて2つのモードがあります。
ミラーリング:iPadの画面をそのまま外部ディスプレイに複製する機能です。プレゼンテーションや動画鑑賞に適しており、すべてのiPadで利用できます。iPad側とモニター側で同じ画面が表示されるため、操作内容がリアルタイムで共有されます。
拡張表示:iPadとは別の独立した画面空間として外部ディスプレイを使う機能で、Stage Manager機能を搭載したiPadでのみ利用可能です。デスクトップPCのように、iPad本体と外部モニターで別々のアプリを表示でき、作業効率が劇的に向上します。
例えば、iPad側でリファレンス資料を表示しながら、外部モニターでメインの作業を進めるといった使い方ができます。クリエイティブ作業やマルチタスクを重視する方には、拡張表示対応のiPadがおすすめです。
あなたのiPadはどのタイプ?機種別の接続端子を確認しよう
iPadは発売時期によって接続端子が異なります。まずは、お使いのiPadがどのタイプか確認しましょう。
USB-Cタイプ
- iPad Pro (M4)
- iPad Pro 11インチ(第1世代〜第4世代)
- iPad Pro 12.9インチ(第3世代〜第6世代)
- iPad Air(M2・M3・第4世代・第5世代)
- iPad mini(A17 Pro・第6世代)
- iPad(A16・第10世代)
Lightningタイプ
- iPad Air(第3世代以前)
- iPad mini(第5世代以前)
- iPad(第9世代以前)
USB-Cタイプの方が汎用性が高く、直接モニターに接続できるケースが多いため、モニター出力の面では有利です。Lightningタイプでも専用アダプターを使えば問題なく出力できます。
Stage Managerとは?対応機種と拡張ディスプレイ活用法
Stage Manager(ステージマネージャ)は、iPadOS 16で導入された新しいマルチタスク機能です。外部ディスプレイを真の「拡張ディスプレイ」として活用でき、最大6K解像度での出力に対応しています。M1チップ以降を搭載しているiPadで利用できます。
具体的には、以下のモデルのiPadからモニター出力ができます。
Stage Manager対応機種
- iPad Pro 11インチ(M4)
- iPad Pro 13インチ(M4)
- iPad Pro 11インチ(第3世代以降)
- iPad Pro 12.9インチ(第5世代以降)
- iPad Air 11インチ(M3)
- iPad Air 13インチ(M3)
- iPad Air 11インチ(M2)
- iPad Air 13インチ(M2)
- iPad Air(第5世代)
設定方法は、「設定」>「ホーム画面とマルチタスク」から「Stage Managerを使用」をオンにするだけ。外部ディスプレイ接続時に自動的に拡張表示モードになります。
Stage Managerを使うと、同時表示できるアプリが、iPad本体側に4つと外部ディスプレイに4つの、計8つまでに増えます。
【iPad機種別】モニター出力の接続方法と必要なケーブル
iPad Pro(USB-C搭載モデル)のモニター出力方法
iPad Proは最もモニター出力に適しています。USB-Cポートを搭載しており、高解像度出力が可能。多くがStage Managerに対応しています。
USB-Cポート搭載機種
- iPad Pro 11インチ(M4)
- iPad Pro 13インチ(M4)
- iPad Pro 11インチ(第1世代~第4世代)
- iPad Pro 12.9インチ(第3世代~第6世代)
Stage Manager対応機種
- iPad Pro 11インチ(M4)
- iPad Pro 13インチ(M4)
- iPad Pro 11インチ(第3世代~第4世代)
- iPad Pro 12.9インチ(第5世代~第6世代)
最大6K/60Hzの出力が可能です。
必要なケーブル
- USB-C to USB-C ケーブル:USB-C入力端子のあるモニターに直接接続可能。最もシンプルな接続方法で、モニター側が給電に対応していればiPadを充電しながら使用できます。
- USB-C to HDMI ケーブル/アダプター:HDMI端子のモニターに接続する場合に使用。4K/60Hz出力に対応したケーブルを選びましょう。
- USB-C to DisplayPort ケーブル:DisplayPort搭載モニター向け。主に高解像度モニターで使用します。
iPad Air(USB-C搭載モデル)のモニター出力方法
USB-Cポート搭載機種
- iPad Air(M2・M3・第4世代・第5世代)
Stage Manager対応機種
M2・M3・第5世代(M1チップ搭載)のみStage Manager対応。第4世代はミラーリングのみ可能です。
iPad Proと同様、USB-C to USB-CまたはUSB-C to HDMIケーブルを使用します。第5世代なら最大6K出力が可能で、第4世代は最大4K/60Hz出力に対応しています。
iPad mini(USB-C搭載モデル)のモニター出力方法
USB-Cポート搭載機種
- iPad mini(A17 Pro・第6世代)
iPad mini A17 Pro・第6世代はUSB-Cポートを搭載していますが、Stage Managerには対応していません。ミラーリングのみの利用となります。小さな本体ながら高品質な映像出力が可能です。
無印iPad・旧世代iPad(Lightning端子)のモニター出力方法
対応機種
- iPad(第9世代以前)
- iPad Air(第3世代以前)
- iPad mini(第5世代以前)
ミラーリングのみ対応の制約
Lightning端子のiPadはStage Managerに対応していないため、ミラーリングのみの利用となります。拡張表示はできませんが、プレゼンテーションや動画視聴、ゲームプレイには十分活用できます。
必要なアダプター
Lightning端子のiPadでは、Apple純正の「Lightning – Digital AVアダプタ」が必要です。このアダプターを使うことで、HDMI出力が可能になります。これ以外は正しく表示されないことが多いので、最初から純正品を選ぶことをおすすめします。
ワイヤレス接続(AirPlay)でのモニター出力方法
ケーブルを使わず、AirPlay対応のテレビやモニター、Apple TVを使ってワイヤレスで画面を出力することも可能です。
必要なもの
- AirPlay 2対応のスマートテレビ、またはApple TV
接続手順
- iPadとAirPlayデバイスを同じWi-Fiネットワークに接続
- iPadのコントロールセンターを開く
- 「画面ミラーリング」をタップ
- 接続したいデバイスを選択
ワイヤレスならケーブルの制約がなく自由に動けますが、遅延が発生する可能性があるため、ゲームやリアルタイム性が求められる作業には有線接続がおすすめです。
iPadのモニター出力設定手順を徹底解説
有線接続でのミラーリング設定手順
ミラーリングは、iPadとモニターをケーブルで接続するだけで自動的に開始されます。特別な設定は不要ですが、画面の表示方法を調整したい場合は以下の手順で設定できます。
基本的な接続手順
- 適切なケーブルでiPadとモニターを接続
- モニターの電源を入れ、入力ソースを選択
- iPadの画面が自動的にモニターに表示される
Stage Managerを使った拡張ディスプレイ設定手順
Stage Manager対応のiPadなら、より高度な拡張表示が可能です。
Stage Managerの有効化
- 「設定」を開く
- 「ホーム画面とマルチタスク」をタップ
- 「Stage Managerを使用」をオンにする
- 「外部ディスプレイ」をオンにする
外部モニターを接続すると、自動的に拡張表示モードになります。iPad本体の画面左側にアプリのサムネイルが表示され、外部モニターには独立した作業スペースが表示されます。
解像度とリフレッシュレートの最適化設定
iPadは接続したモニターの性能を自動検出し、最適な解像度とリフレッシュレートを設定します。
- 4Kモニターなら4K(3840×2160)で出力
- QHDモニターならWQHD(2560×1440)で出力
- Stage Manager使用時は最大6K解像度に対応
トラブルシューティング:映らない・全画面表示されない時の対処法
モニター出力がうまくいかない場合、以下のポイントをチェックしてください。
画面が映らない場合
- ケーブルの接続を確認(しっかり挿さっているか)
- モニターの入力ソースが正しいか確認
- ケーブルの規格を確認(4K出力には対応ケーブルが必要)
- iPadを再起動してみる
- 別のケーブルやアダプターで試す
全画面表示されない・黒帯が出る場合
原因はいくつか考えられますが、ひとつずつクリアしていきましょう。
1.アスペクト比(縦横比)の違いによるもの。
iPadは4:3や3:2の画面比率ですが、モニターの多くは16:9です。そのため、左右または上下に黒帯が表示されることがあります。それ以外で大きすぎる/小さすぎるときには、モニター側で解像度の設定を変更します。
2. M1チップ以上のiPadで、ステージマネージャーがOFFになっている。
デフォルトでは「ミラーリング」になっているので、「設定」アプリの「ホーム画面とマルチタスク」から「ステージマネージャ」を選択し、「iPadでステージマネージャを使用」をオンにします。
3. iPadOSのバージョンが古い。
iPadの「設定」>「一般」>「ソフトウェア・アップデート」で最新バージョンに更新します。
4. モニターの「オーバースキャン」がONになっている。
一部のモニターに搭載されている「オーバースキャン」の設定は、映像の端を少し拡大して表示する機能で、映像の縁にノイズや歪みがある場合に、それらを隠して表示するために使われます。この設定がオンになっていると、映像信号が若干拡大され、端の部分が表示されません。
モニターの設定メニューで表示設定(「映像調整」、「表示」、「画面設定」といった項目)を探して選択し、「オーバースキャン」をオフにします。
5. HDMIアダプタ/ケーブルと互換性がない。
アダプタは、「Apple純正のUSB-C Digital AV Multiportアダプタ」推奨です。他のものでは正しく出力されないことがあります。
ケーブルの規格も、モニターに適合したものにします(4KモニターにはHDMI 2.0以上など)。モニターの仕様を確認しましょう。
iPadに最適な外部ディスプレイの選び方【5つのポイント】
サイズの選び方:用途別のおすすめインチ数
- 15.6インチ(モバイルモニター):持ち運びを重視する方に最適。出張先でのプレゼンや、カフェでの作業に便利です。
- 23.8〜24.5インチ:デスク作業の標準サイズ。文書作成やWebブラウジングに適しており、目の疲れも少なめです。
- 27インチ:作業領域を広く取りたい方におすすめ。クリエイティブ作業や複数ウィンドウを開く作業に最適。
- 32インチ以上:映像編集や大画面での作業を行う方向け。ただし、デスクのスペースを十分確保する必要があります。
解像度の選び方:FHD・QHD・4Kの違いと選定基準
フルHD(1920×1080)
- 最も一般的な解像度
- 23.8〜24.5インチのモニターで適切なピクセル密度
- コストパフォーマンスが高い
- 文書作成やWeb閲覧には十分
WQHD(2560×1440)
- フルHDの約1.7倍の作業領域
- 27インチモニターと相性が良い
- クリエイティブ作業やマルチタスクに適している
- 価格と性能のバランスが良好
4K(3840×2160)
- フルHDの4倍の解像度
- 写真・動画編集などプロユース向け
- 27インチ以上のサイズで真価を発揮
USB-C給電機能の有無:iPad充電しながら使える便利さ
USB-C入力端子を持つモニターの中には、USB Power Delivery(USB PD)機能を搭載したモデルがあります。この機能があれば、iPadへの給電とモニター出力が1本のケーブルで完結します。
給電能力の確認ポイント
- 65W以上:iPad Proを急速充電しながら使用可能
- 30〜60W:iPad Airやminiに適している
- 15W以下:充電速度が遅い、作業中の電池消耗に追いつかない場合も
パネルタイプと色再現性:IPS・VA・ADSの特徴比較
IPSパネル
- 視野角が広く、どの角度から見ても色が変わりにくい
- 色再現性が高く、クリエイティブ作業に最適
- 応答速度は中程度
VAパネル
- コントラスト比が高く、黒の表現が優れている
- 映画鑑賞やゲームに適している
- 視野角はIPSよりやや狭い
ADSパネル
- IPSパネルの改良版
- IPS同様の広視野角と高い色再現性
- 日本メーカーのモニターでよく採用
【用途別】iPadモニター出力におすすめディスプレイ10選
それでは、上記の選び方を踏まえて、おすすめのディスプレイをご紹介します。
持ち運び重視!モバイルモニター部門
KEEPTIME モバイルモニター 15.6インチ【コスパ最強】
コストパフォーマンスに優れたモバイルモニターです。15.6インチのフルHD解像度で、iPadの画面を外出先でも大きく表示できます。
主な特徴
- IPS液晶パネルで視野角が広い
- 非光沢画面で目に優しい
- マグネット式保護カバー付きで持ち運びも安心
- USB Type-CとミニHDMI両対応
- 薄型・軽量設計
外出先でプレゼンをする営業職の方、カフェやコワーキングスペースで作業する方、初めてのモニター出力を試したい方、予算を抑えたい方に、おすすめの一台です。
8,491円
デスクワーク最適!USB-C対応モニター部門
Dell S2722DC 27インチ QHDモニター【USB-C給電対応】
USB-C接続でiPadを充電しながら使える、デスクワーク向けの決定版モニターです。QHD解像度で作業領域が広く、Stage Managerの恩恵を最大限に受けられます。
主な特徴
- WQHD(2560×1440)の高解像度
- USB Type-C一本で映像出力と給電(65W)が可能
- sRGB 99%の高い色再現性
- 縦横回転・高さ調整機能付き
- 3年間無輝点交換保証
- 75Hz対応でスムーズな表示
iPad Pro 11インチや12.9インチとの相性が抜群です。USB-Cケーブル1本で接続でき、iPadを充電しながら長時間作業できます。QHD解像度により、フルHDの約1.7倍の作業領域が確保でき、Stage Managerで複数のアプリを快適に表示できます。
26,980円
Minifire 24インチ USB-Cモニター【エントリーモデル】
USB-C接続対応モニターの中で最もコストパフォーマンスに優れたエントリーモデルです。
主な特徴
- USB Type-Cケーブル付属(すぐに使える)
- 100Hz対応でスムーズな表示
- HDR10対応
- スピーカー内蔵
- 5年保証で安心
- Adaptive Sync対応
1万円強という価格ながら、USB-C接続に対応し、iPad AirやiPad mini第6世代とUSB-Cケーブル1本で接続できます。USB Type-Cケーブルが付属しているため、追加購入の必要もありません。コスパを重視する方に、特におすすめです。
11,304円
作業効率UP!FHD万能モニター部門
Dell S2425HS-A 23.8インチホワイトモニター【5年保証】
デスクに映える美しいホワイトデザインと、5年間の長期保証が魅力のモニターです。
主な特徴
- 清潔感のあるホワイトカラー
- 5年間無輝点保証
- フルHD(1920×1080)IPS非光沢パネル
- 縦横回転・高さ調整機能
- 5W×2のステレオスピーカー内蔵
- HDMI×2入力
- sRGB 99%の色再現性
MacBookやiPadと相性の良い、洗練されたホワイトカラーが特徴です。ベゼルも薄く、スタイリッシュなデスク環境を構築したい方におすすめです。
14,800円
アイ・オー・データ EX-A241DB 23.8インチ【国内メーカー安心】
日本メーカーならではの充実したサポートと、Amazonの7,000件を超える高評価レビューが信頼の証です。
主な特徴
- 国内メーカー(アイ・オー・データ)製
- 土日サポート対応で安心
- ADSパネル(IPS相当)で広視野角
- 非光沢で目に優しい
- 省電力設計
- 無輝点保証付き
>国内メーカーならではの手厚いサポート体制で、土日でも対応してくれるため、平日忙しい方でも安心して問い合わせができます。
12,580円
高解像度作業!WQHD・4Kモニター部門
KTC H27T27 27インチ WQHDモニター【コスパ◎】
WQHD解像度(2560×1440)を1万5千円台で実現した、コストパフォーマンス抜群のモニターです。
主な特徴
- WQHD(2560×1440)の高解像度
- 100Hz対応
- IPSパネルで広視野角
- HDR10対応
- sRGB 116%の広色域
- Adaptive Sync対応
- 3年保証
WQHD解像度により、フルHDの約1.7倍の作業領域が得られます。sRGB 116%という広色域をカバーしているため、写真編集やデザイン作業でも正確な色再現ができます。クリエイティブ作業重視の方におすすめです。
15,167円
Dell S2725QC-A 27インチ 4Kモニター【最高画質】
iPad Proの性能を最大限に引き出す、4K解像度のプレミアムモニターです。
主な特徴
- 4K UHD(3840×2160)の超高解像度
- 5年間無輝点保証
- IPS非光沢パネル
- USB Type-C(65W給電)対応
- HDMI×2入力
- sRGB 99%
- 120Hz対応
- HDR10対応
- 縦横回転・高さ調整機能
この4Kモニターなら、iPad Proの高解像度性能を存分に発揮できます。USB-C一本で接続でき、65Wの給電により、iPad Proを充電しながら長時間作業できます。
41,800円
BenQ Mac向けモニター MA270U 27インチ【Mac/iPad Pro完全最適化】
MacBookやiPad Proとの統合を追求した、BenQ最高峰のクリエイター向けモニターです。Display P3 95%という広色域は、Mac標準の色空間に完全対応しており、MacやiPad Proで編集した写真・動画が、意図した通りの色で表示されます。BenQ独自のナノマットコートIPSパネルは、窓からの光や室内照明の映り込みがほとんどなく、長時間の作業でも目の疲れを大幅に軽減できます。
主な特徴
- 4K UHD(3840×2160)の超高解像度
- ナノマットコートIPSパネルで反射を極限まで抑制
- Display P3 95%の広色域(Mac標準の色空間に対応)
- sRGB 99%の正確な色再現
- VESA DisplayHDR 400対応
- USB Type-C(90W急速給電)対応
- HDMI×2入力
- 高音質 treVoloスピーカー内蔵(3W×2)
- 高さ調整・回転機能
- Apple製品と統一感のあるミニマルデザインのシルバー筐体
クリエイター向けの細やかな配慮
- ブルーライト軽減機能で長時間作業も快適
- フリッカーフリー技術でちらつきゼロ
- 高さ調整・回転機能で最適な姿勢を維持
- VESA DisplayHDR 400でHDRコンテンツも美しく表示
Display P3対応、ナノマットコート、90W給電、高音質スピーカー、そしてMac最適化という、他のモニターにはない特別な価値があります。iPad Proの性能を100%引き出し、MacBookとの完璧な連携を実現する、Apple ユーザーのための究極のモニターとしておすすめです。
67,100円
ゲーム・動画編集に!高リフレッシュレートモニター部門
ASUS TUF Gaming VG259Q5A 24.5インチ【ゲーム特化】
200Hzの高リフレッシュレートと、0.3ms GTGの高速応答速度を備えたゲーミングモニターです。
主な特徴
- フルHD(1920×1080)
- 200Hz超高リフレッシュレート
- Fast IPSパネル
- 0.3ms GTG(最小)の高速応答
- ELMB(モーションブラー低減)機能
- ステレオスピーカー内蔵
高速応答性能により、残像感の少ないクリアな映像でゲームを楽しめます。Apple Arcadeのゲームや、コントローラー対応ゲームをプレイする際に真価を発揮します。
18,980円

Pixio PX278 WAVE White 27インチ【デザイン性◎】
性能とデザインを両立させた、おしゃれなホワイトカラーのゲーミングモニターです。
主な特徴
- 27インチ大画面
- WQHD(2560×1440)高解像度
- 180Hz高リフレッシュレート
- 美しいホワイトカラー
- IPSパネルで広視野角
- ゲーミング性能とクリエイティブ性能を両立
ゲーミングモニターは黒を基調としたモデルが多い中、このPixio PX278 WAVE Whiteは珍しいホワイトカラーを採用しています。MacBookやiPadとの相性が良く、デスク全体を統一感のある美しいホワイト環境にできます。機能とデザインを両立したい方に、おすすめです。
31,900円
iPadモニター出力でよくある質問(FAQ)
iPadのモニター出力で音声は出力される?
はい、iPadから外部モニターへ音声出力されます。モニターにスピーカーが内蔵されている場合、自動的にモニターのスピーカーから音が出ます。HDMI接続・USB-C接続ともに映像と音声が同時に転送されます。
縦向き(ポートレート)表示はできる?
ミラーリングモードでは、iPadを縦向きにすれば、外部モニターも縦向き表示になります。Stage Manager使用時は、外部モニターは横向き固定となります。縦横回転機能を持つモニター(Dell S2722DC、S2425HS-Aなど)なら、物理的にモニターを回転させて縦置きにすることで、より快適な縦向き作業環境を構築できます。
HDMIとUSB-Cどっちがおすすめ?
USB-C接続がおすすめの方
- USB-C搭載のiPadをお使いの方
- ケーブル1本でスッキリさせたい方
- iPadを充電しながら使いたい方(給電対応モニターの場合)
HDMI接続がおすすめの方
- Lightning端子のiPadをお使いの方
- すでにHDMIケーブルやアダプターを持っている方
- 低予算でモニターを選びたい方
性能面では大きな差はありませんが、USB-C接続の方が利便性が高いため、対応機種をお使いならUSB-C接続をおすすめします。
まとめ:iPadのモニター出力で作業効率UP
iPadモニター出力を活用すると、生産性が向上します。効果的な使い方の例をご紹介します。
Stage Managerを利用する場合は、大画面の外部モニターで主要な作業を行い、iPad本体はサブディスプレイとして活用します。編集作業を外部モニターで行いながら、iPad側でリファレンス資料やブラウザを表示しておくことで、スムーズに情報を参照できます。iPad本体でApple Pencilを使った手書きメモやイラスト作成を行いながら、外部モニターで完成イメージを確認する、という使い方も効果的です。
ミラーリングを利用する場合も、様々な場面で役立ちます。
- プレゼンテーション:iPad側で操作しながら、大画面で聴衆に見せる。
- 動画視聴:iPadの小さな画面で見ていた動画を、大画面で家族と一緒に楽しむ。
- ゲームプレイ:Apple Arcadeやその他のゲームを大画面で楽しむ。
- ビデオ会議:Zoom、Teams、Google Meetなどのビデオ会議を大画面で表示。
また、VESA対応モニターなら、モニターアームを使って高さや角度を自由に調整できます。iPadを勉強に使う場合に、教材を外部モニターに表示しながら、iPad本体でノートを取ると、学習効率が向上します。
他にも、自宅でも大画面で快適に仕事ができ、エンターテイメントも大画面で楽しむことができます。ぜひ、この記事で紹介した10機種を参考にして、選んでみてください。